相続手続きはほとんどの人が初めて経験することですから、いろいろなことで迷うのは仕方ありません。亡くなった方の葬儀や七七日忌法要を済ませると気になり出しますが、そのころに税務署に出向き、パンフレットなどで研究すれば事足ります。
ただ、葬儀費用のことはさかのぼることになるので、あらかじめ承知しておいた方がいいでしょう。
実は、葬儀費用は相続財産からマイナスすることができます。お通夜、告別式などにかかった費用は飲食代も含めてですし、お寺さんへの支払いも同じです。念のため、領収書は保管しておいたらいいでしょう。
実際の相続手続きの流れ
相続手続きの流れは大きく次の通りです。まず、本人が死亡した後、7日以内に死亡届を提出します。その後、遺言書の有無を確認します。遺言書には、自筆遺言書のほか、公証役場にて作成する公正証書遺言書などいくつかの種類があります。自筆遺言書の場合は家庭裁判所にて兼任手続きが必要になります。
その後、相続人を確定し遺産分割協議を行います。遺産分割協議はすべての相続人が参加する必要があります。相続財産が借金などマイナスの財産ばかりの場合は相続放棄や限定承認を行うこともできます。このように相続手続きには、多種多様な手続きがあり、期限付きのものも多いため、一括して司法書士や弁護士に相談する方も多いようです。
相続手続きで気になる相続税
相続を手続きが必要となった場合、気になるのはそれにかかる税金です。相続税というものです。何から何まで相続すると税金がかかるのかというとそうではありません。5000万円以上の財産に対してかかっているのが相続税なので、それだけの財産があるのかを確認することで判断できます。
5000万というのは財産全体の金額になるので、土地、預貯金などすべての財産を含めて5000万円以上となる相続手続きをする場合、相続税がかかってくると理解するといいでしょう。土地やマンションを複数所有している場合などは注意が必要です。
期限内に相続手続きを終わらせましょう
遺産相続には、法律で定められている期限がります。期限を少しでも超えてしまうと、相続したくない遺産を相続してしまったり、相続したい遺産を相続できなくなってしまったりと、相続トラブルに巻き込まれる場合があります。こうしたトラブルに巻き込まれないようにする為に、遺産相続がたくさんある場合の相続手続きは弁護士に依頼をしましょう。
弁護士であれば、どの手続きからすれば良いのかなどをしっかりと把握をしているので、順序よく手続きを終わらせることが出来るので、相続トラブルに巻き込まれることなく、相続手続きを終わらせることが出来ます。
相続手続きで困っている方は弁護士を利用しましょう
相続手続きはたくさんの種類があり、そのすべての手続きに期限が設けられています。少しでも期限を越えてしまうと、相続トラブルに巻き込まれることがありますので、しっかりと手続きを行う必要があります。相続手続きをする場合は、ほとんどの方が初めての経験なので、どこからすればよいのかわからないことが多いです。
そんな場合は、弁護士を利用してください。弁護士であれば、どの手続きからすれば良いのか、アドバイスをしてくれるので、全ての手続きを期限内に終わらせることが出来ます。相続の手続きで困った場合はすぐに弁護士に相談をしてください。